チョコレートを食べてダイエットする

テレビで紹介されたことから注目度がアップしているのがチョコレートを食べてダイエットするという驚きの方法なのです。



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チョコレートを食べてダイエットする

カカオの基礎知識


チョコレートを食べてダイエットするためのポイントが、豊富なカカオ成分であることがわかったと思います。ここではカカオそのものについて少しお話しておきます。


カカオは、アオイ科の常緑樹で、現在栽培されているカカオの品種は3系統です。主流となっているのが、西アフリカと東南アジアで多く生産されているフォラステロ種(FORASTERO)、次いでベネズエラ、トリニダード・トバゴなど中南米で栽培されているトリニタリオ種(TRINITARIO)、少量なのがクリオロ種(CRIOLLO)で、ベネズエラ、メキシコなど生産されています。


こうしたカカオ豆の中でチョコレートに使うのがカカオマスです。これはカカオ豆の胚乳部分を発酵、乾燥、焙煎してからすり潰した加工物で、工程中に外皮と胚芽は除去されます。ちなみに液体のものはカカオリカーで、冷却・固化したものがカカオマスです。


カカオマスから分離された脂肪分はココアバター(カカオバター)となりますが、カカオマスは約55%の脂肪分を含んでいます。また、カカオマスには食物繊維が豊富で、約10%の食物繊維が含まれているので、前述の便秘改善につながっています。


更にカカオマスの薬用効果は、テオブロミン(利尿作用、筋肉弛緩作用)、カフェイン(覚醒作用)などがあり、ココアバター も人間の体温で溶ける植物性油脂として、座薬や軟膏の基剤として利用されています。


チョコレートは、このカカオマスがそれぞれのメーカーの狙いに合わせて数種類がブレンドされて加工されているわけで、カカオマスがダイエットにも大きな影響を与えているわけです。


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